ヒゲオヤジ流メダカの極意

メダカ飼育歴15年以上のメダカ愛好家の本気の活動です。

「美しい水槽を保つ!初心者でも分かるメダカの水質管理方法」

こんにちわ。ヒゲオヤジです。

メダカを飼育に慣れてくると、水質について思うことはありません?

どうやって水質管理するのかなー?

この管理の方法であってんのかなー?

突然死んだのは水質が原因かなー?

はい、そのような疑問に飼育歴がそこそこ長いヒゲオヤジが簡単に教えましょう!

 

 

水質管理の基本的なポイント

 

メダカの水質管理の基本は、水替えと水質テストです。

 

まずは適切な水替えのタイミングや方法について解説します。

 

状況にもよりますが1週間〜2週間に1回の頻度で良いので、水替えを行いましょう。

 

水替えの際には、必ず水道水を使うこと!

 

そしてその水道水はカルキ抜きを行ってから使うこと!

 

ここ結構大事です!

 

カルキ抜きの方法は、市販のカルキ抜き剤を使うか、予め水道水を汲み置きして使って下さい。

予め汲み置きしておくと紫外線のチカラでカルキは抜けますよ!

夏なら1〜2時間、冬でも1日もあればカルキは抜けてますよ!

 

また、水換え前後に水質テストを行い、pH値やアンモニアなどの水質を確認することも重要です。

 

水換え前のpHを知る事で自分の飼育環境下ではどのように水質が傾いていくか把握することで、より良い水質管理を行うためです!

 

水槽のサイクルの確立と維持方法

 

メダカが元気に生活していくためには、水槽の中でサイクルが形成されている必要があります。

 

いや、サイクルが形成されていないと、どんどん死滅していきます。

 

このサイクルというのは、生き物のチカラを借りて形成されるもので、人間の手だけでは作り上げることは出来ません。

 

そしてこのサイクルを確立し、維持することが非常に重要です。

 

サイクルを確立するためには、濾過バクテリアを増やすことがとても必要です。

 

この濾過バクテリアは、空気中を漂いながら水槽内に侵入してきます。

 

そして濾過フィルターや床材などに付着し水槽の中で働いてくれます。

 

難しい事を覚えることもなくて、簡単に流れだけ伝えますね!

 

メダカも生きているわけですから排泄物を出しますよね?

 

その排泄物は?

 

と言いますとアンモニアというものに分解されるのですが、これがメダカに猛毒なんです!!

 

そこで活躍するのが「濾過バクテリア」です。

 

このバクテリアの働きにより、アンモニア亜硝酸というものに分解します。

 

でもまだ亜硝酸は猛毒なんですよ!

 

これも濾過バクテリアのチカラで、亜硝酸を硝酸というものに分解してくれます。

 

分解された硝酸自体は弱毒です。

 

通常、亜硝酸は分解されませんが、すぐにメダカに影響するものではありません。

 

少しづつ水槽内に蓄積していくものですので、やがて水質は傾いていきます。

 

そして最後に人間のチカラで水換えをすることで、硝酸を薄める事になり、メダカに安全な水質を維持するサイクルを形成するというサイクルができあがるのです。

 

 

水質にとって濾過バクテリアがいかに重要な存在なのかをお伝えしたところで、

 

 

濾過バクテリアって増えないの?

 

そう思いません?

 

答えはいつも簡単です。

 

バクテリアの増加を助けるためには、濾過フィルターや石などのザラザラ、ボコボコした表面積のある物を配置するとそこを住処にします。

 

また、水替えの際に重要なことは、フィルターや石など水槽に設置したものを洗う時は、軽くすすぐだけで、丁寧に洗わずに、バクテリアを残すようにしましょう。

 

水道水でジャブジャブと綺麗に洗うと、せっかく住み着いたバクテリアがいなくなってしまいます。

 

またサイクルが確立された後も、定期的な水質テストを行い、水質を維持していくことが大切です。

 

簡単な水質管理フロー

1.餌の与え方。

メダカは食欲旺盛で、過剰な餌の与え方は水質悪化の原因となります。

 

与えた餌が残っていないか確認し、余った餌を取り除くことも忘れずに行いましょう。

 

2.水温管理についてです。

 

水槽内のサイクルが出来上がっても、急激に水温が変化してしまうと、濾過バクテリアが死滅してしまう恐れがあります。

そのため、水温が急激に変化しないよう、注意しましょう。

 

水質調整剤は、水槽のpH値や硬度を調整し、メダカにも効果的な成分が含まれた製品があるため多くの愛好家から重宝されています。

 

メダカは弱酸性の水を好むため、pH値を6.5~7.5の範囲に保つことが望ましいです。

 

水質調整剤の使用方法については、製品の指示に従い正確に投入し、適切な水質を維持するようにしましょう。

 

【まとめ】

 

以上がヒゲオヤジ流、簡単な水質管理方法のです!

 

適切な水替えや水質テストの実施、フィルターの適切な管理、餌の適正な与え方と頻度、水温の管理、水質調整剤の正しい使用などが重要です。

 

このような事に留意してメダカの水質を適切に管理し、健康的な環境を維持することができます。

 

日頃からメダカの行動や体調にも注意を払い、異常があれば早めに対処することも重要です。

 

水質管理はメダカを育てる上で、とても重要な要素であり、定期的なメンテナンスと正確な水質管理を行うことで、メダカの繁殖や鮮やかな色彩を楽しむことができます。初心者の方でも分かりやすく実践できる改善点を参考に、メダカの水質管理をしっかりと行いましょう!