ヒゲオヤジ流メダカの極意

メダカ飼育歴15年以上のメダカ愛好家の本気の活動です。

メダカの寿命と死因を知ろう!初心者が避けるべき飼育のNG行動とは

こんにちわ!ヒゲオヤジです。

 

メダカ飼育が楽しくなってきた矢先に突然死んでしまった。

迎え入れた直後に死んでしまった。

そんな経験ありませんか?

飼育のベテランでも悩む問題ですから、悩まないわけないですよね。

死因について調べてみても寿命なのか病気なのか、なんなのか。。。。

でも大体の人って自分のミスで死因を招いてるんですよ。

そんな寂しいの嫌ですよね?

そこで、この記事では、メダカの寿命や死因、初心者がやりがちだけどやっちゃけない飼育時のNG行動についてまとめていきます!

 

1.メダカの寿命について

まずはメダカの寿命について考えてみましょう。

 

1-1. メダカの平均寿命はどのくらい?

メダカの寿命って言っても何年か知ってます?

 

飼育環境で大きく異なりますが一般平均的には2〜3年と言われてまして、4年〜5年も長生きした例もあります。

 

ちなみに私の飼育下では約4年も生きてくれた白メダカがいました!

 

何をもって寿命なのかは難しいところもありますが、できれば天寿を全うさせてあげたいですよね!

 

1-2. 寿命に影響する要因とは?

 

寿命に影響する要因にはいくつか考えられるものがあります。

 

  • 環境
  • 食べ物
  • 遺伝
  • 病気、病原菌
  • ストレス

メダカに適さない環境、例えば真っ暗な部屋での飼育や泳ぐスペースの不十分な環境での飼育、粗末なエサを与え続ける、慢性的な病気であったり、感染症であったり。

 

もちろん遺伝的な要因もあると思いますが、それは大きく寿命に影響してます。

 

2.メダカが死んでしまう原因

 

次はメダカの死因について。

死因っていっても、人間次第で防ぐことができる場合もあるからしっかり頭に入れてほしい。

 

2-1. 酸欠や窒息

メダカも酸欠や窒息して死ぬって知ってました?

 

これ以外と知らない人も多いけど、十分に起こりえる話です!

 

特に起こり得る場面は真夏の水温急上昇の時。

 

水草大量投入の夜間。

 

グリーンウォーターが超絶濃厚な時。

 

2-2. 突然死

原因不明の突然死。

 

その多くは病気、病原菌が、ストレス、水質環境の崩壊からはじまるのでしょう。

 

ただ、未だにはっきり原因がわかっていない事も多いから、飼育の玄人でも未然に防ぐことは難しいと思います。

 

個人的最大の理由は人間に飼われた事だと思っています。

 

2-3. 感染症

 

これも大きな死因の1つです。

 

感染症がどこからやってこるのか。

 

カルキ抜きした水道水を使っていれば、そんなもん入っていませんよ。

 

日本の水道は世界一安全なのですから。

 

そうなると、外部からの侵入でほぼ間違いない。

 

生体の迎え入れ。これに限ると思います。

 

あとは、常に水の中に存在している常在菌というものもおりまして。

 

元気なメダカには一切被害はありません。

 

ただひとたび免疫力が落ちると、細胞レベルで菌に侵されます。

 

メダカを守ってあげるためには日頃の観察がいかに重要なのか、ということをわかってほしいです。

 

 

3.初心者が避けるべき飼育のNG行動について

 

これ、あるあるというかやりがちというか。

 

私も無知でやってしまいましたし。これを読んで避けてほしいですね。

 

3-1. 過剰な餌やり

 

エサやりの時、こちらに近づいてくるのが可愛くて懐かれているような気になって。

 

そんな愛らしい姿みたら、ずっとエサをあげたくなりますよね?

 

だめです。水質悪化、消化不良、ろくなことになりません。

 

適したものを決まった量で与えて下さい。

 

 

3-2. 過密状態の水槽

 

水槽に沢山のメダカが泳いでたら圧巻ですよね〜。わかります。

 

でも、飼育になれてないうちから過密飼育はNG行為とします。

 

過密飼育の「メリット」って何かと考えた時、ラメを伸ばすとかこだわり以外に見当たりません。

 

水の痛みも早いので、下手なストレスを与えるのはやめましょう。

 

3-3. 水質管理の怠り

 

1番重要なポイントかと。メダカのお世話はエサやりだけじゃない。

 

水質管理につきます。

 

水を制するはメダカを制すると勝手に言ってるくらい水質は魚にとって重要なんですよ。

 

コツも掴む前から水換えもしない、死んでも原因を追求しない。

 

定期的に水質調査(pHチェック)をしない。

 

これではいくらメダカでも限界ありますよ。

 

何でも言いますけど、まずは水質管理に慣れることからメダカははじまります。

 

ダカの健康管理のために必要なポイント

NG行為を踏まえた上で、ヒゲオヤジのやり方をまとめます。

 

4-1. 餌やりの量やタイミング

 

エサの量を把握することはとても大切。

 

一般的に市販の人工飼料(粉餌)を1回5分で食べ切れる量と言われていますけど、それは目安として、まず食べ切れる量を観察して把握することです。

 

成長の段階でも変わってきますがそれはまた別の機会で。

 

与えるタイミングはメダカの活動が活発な時=水温が安定している時が適しています。

生活に差があるので、1日2〜3回与えられば大丈夫。

 

活動が活発な時期、産卵の時期は高タンパク質のエサを与えることも大切です。

 

反対に、そこまで水温が上がらない時や真夏以外のときは低タンパク質のエサで消化器官に負担をかけないことも大切です。

 

秋、冬、春先の昼間しか水温が上がらない時はその1回でも十分。不安ならその補助対策として、グリーンウォーターやPSB、活餌を併用すると栄養を十分補えます。

 

 

4-2. 適正な水量と水質管理

 

飼育数に対しての適切な水量を確保できていれば問題ないです!

 

1つだけ言うならば、水槽は小さいほど管理が難しいので、勘違いのないように。

 

水質管理は定期的な水換えやフィルターの清掃などをするか否かで大きく変わります。

 

適度な水換えで、まずは水槽内の環境を作ること。

 

環境を作る=濾過ができているかどうか。

 

これにつきます。

 

環境さえ整っていれば、勝手に水槽内でバランスの良い水質にしていくので。

 

それはまた別の機会に。

 

それまでの間は、定期的に水換えや水質試験を行って、管理してあげて下さい。

 

 

4-4. 運動や適温の維持

 

広い水面を元気に泳がせてあげて運動させてあげることはとても大切です。

 

でも中々大きな水槽ばかりは用意できませんよね!

 

そのためにも、飼育数を調整して、1匹あたりの泳ぐスペースを確保して運動しやすくストレスを軽減することが大切なのです。

 

そして水温はとても重要なものです。

 

人間のような桓温動物は自分で体温を調節できますけど、メダカは変温動物なので、水温にもろ左右されるので、元気に活動するためには適した水温が関係してきます。

 

水温が低いと繁殖もせず免疫力も低下して消化器官も不調がでやすいです。

 

そのタイミングで病気や消化不良が顔をのぞかせてきますよ。

 

メダカの健康のために、できる限り、18℃〜25℃をキープしてあげて下さい。

 

 

まとめ:健康的なメダカの飼育に必要なポイント

 

最後にまとめに入ります。

 

メダカの寿命と影響要因

 

平均寿命は1-3年で、遺伝的要因、環境、栄養状態、ストレス、疾患などが寿命に影響する。

 

酸欠や窒息、突然死、感染症が死亡原因として挙げられる。

 

メダカのNG飼育行動

 

過剰な餌やりは、水質悪化や消化器官のトラブルを引き起こす。

水槽の掃除不足は、水質悪化や細菌の繁殖を引き起こす。

 

過密状態の水槽は、ストレスや疾患のリスクを高める。

 

水質管理の怠りは、メダカの健康状態に深刻な影響を与える。

メダカの健康管理のポイント

 

餌やりの量やタイミングは、メダカの成長段階や水温に合わせて調整する。

 

水槽の掃除方法と頻度は、定期的な水替えやフィルター交換などが必要である。

 

適正な水量と水質管理は、適温の維持や水槽内の細菌バランスの調整につながる。

 

運動や適温の維持は、健康的なメダカの成長と活動に必要な要素である。

 

健康的なメダカの飼育に必要なポイント

 

飼育環境を整備し、水槽内の温度、水質、餌やり、掃除などを適切に管理する。

 

健康的なメダカを育てる為には、日頃の観察と環境づくりがとても大切です。

 

まずは慣れることから、それはよく観察することから。

 

餌やりの時や水換えの時は観察の最高のタイミングです。

 

この記事を読み終わる頃には、少しはメダカの事がわかってくれると思います。